健康保険
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この項目では、日本における健康保険法に基づく被用者医療保険について説明しています。
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日本における健康保険(けんこうほけん、英語: Employee Health Insurance)とは、雇用者の福利厚生を目的に社会保険方式で運営される医療保険(被用者保険、職域保険)のうち、健康保険法に基づくものを指す。医療保険事務上の略称は社保(しゃほ)。以下の二つに大別される:
- 「健康保険組合連合会」(組合健保、主に大企業被用者などを対象)
- 「全国健康保険組合」(協会けんぽ、主に中小企業被用者などを対象)
この記事は特に記述がない限り、日本国内の法令について解説しています。また最新の法令改正を反映していない場合があります。 |
なお広義の日本の健康保険とは下記を含んだものを指す:
- 上記の健康保険:健康保険法に基づく
- 船員保険:船員保険法に基づく
- 共済組合加入者の被用者保険:主に公務員などを対象、国家公務員共済組合法などに基づく
- 国民健康保険[* 1]:主に自営業者、または年金受給者、無収入者などを対象、国民健康保険法に基づく
公費負担医療給付 | 3兆1222億円(007.3%) | ||
後期高齢者医療給付 | 15兆2868億円(035.3%) | ||
医療保険等給付 19兆3653億円 (45.1%) |
被用者保険 10兆2934億円 (24.0%) |
協会けんぽ | 5兆7040億円(013.3%) |
健康保険組合 | 3兆5259億円(008.2%) | ||
船員保険 | 184億円(000.0%) | ||
共済組合 | 1兆0450億円(002.4%) | ||
国民健康保険 | 8兆7628億円(020.4%) | ||
その他労災など | 3091億円(000.7%) | ||
患者等負担 | 5兆1922億円(012.2%) | ||
総額 | 42兆9665億円(100.0%) |