共鳴
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この項目では、物理的な現象と、その応用について説明しています。その他の用法については「共鳴 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
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共鳴(きょうめい、英: resonance)とは、振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象[1]。たとえば、振動数の等しいふたつの音叉の一方を鳴らすと、他方も激しく鳴りはじめる、という現象[1]。
なお固有振動数の単位はヘルツ(Hz)である。
(さらに一般化、抽象化して説明すると)物理的な系が外部からの刺激で固有振動を始めること[2]。
- 訳語の選択 - 共鳴か、共振か
もともと英語の「resonance」(レゾナンス) を日本語に訳すときに、物理学では、音などについては「共鳴」という訳語をあて(他の振動についても「共鳴」という訳語をあてることがかなり一般的になり)、一方で電気工学など工学的分野では「共振」という訳語をあてるようになった。物理学者と工学者の活動領域は部分的に重なることも多いので、ふたつの訳語が、しばしば交錯する。
共鳴が知られることになったきっかけは、音を伴う振動現象であると言われるが、現在では、理論式の上で等価・類似の現象も広く「共鳴」と呼ばれる(ばねの振動・電気回路・核磁気共鳴など)[3]。