副総統官房
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副総統官房(ふくそうとうかんぼう、独:Stab des Stellvertreters des Führers, StdF)は、国民社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の主要機関である。1933年7月に発足したが、1941年に副総統であるルドルフ・ヘスがイギリスへの単独飛行を行ったため、副総統官房は解散し、新たに党官房(Partei-Kanzlei)として改組され、ヘスの秘書兼幕僚長であったマルティン・ボルマンが官房長となった。
ボルマンによって新たに発足した党官房はナチス・ドイツの体制において党と国家の政治問題に対しあらゆる形で介入し、その意思決定において最高の地位に君臨していた[1]。