助教
日本の大学教員の職位 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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「助教授」とは異なります。 |
助教(じょきょう, Assistant Professor)は、日本の高等研究教育機関において、学生に対する教授、研究指導、または自らの研究に従事する教員のことであり、2007年4月1日の学校教育法改正施行により正式に導入された。教授、准教授の次の職位に位置し、2006年度までの助手にほぼ相当する。
改正後の助教は、法律上では教授や准教授から独立した職位となった。そのため授業及び卒研生等の学生指導を行い、科研費や民間との共同研究費等の外部資金も獲得し、研究室を運営できる主任研究者(PI、Principal investigator)となることが、法律上では可能となった。
2007年の学校教育法改正では、米国の教授職をモデルにしており、米国と同じく、教授、准教授、助教の3教授の基本構成としている。その結果、改正前の専任講師の職位を設ける大学や学部は大幅に減少し、助教職位への収斂が、現在も続いている。