化猫遊女(ばけねこゆうじょ)は、江戸時代日本黄表紙洒落本咄本歌舞伎などに登場して人気を博していたキャラクターの一つ。当時の品川宿で起きていた「化け猫の飯盛女がいる」という風説をもとに創作されたキャラクターであり、普段は遊廓に勤めている遊女が、深夜になると化け猫に姿を変えるというものである。

鳥居清長画『化物世櫃鉢木』。夜中に遊女が化け猫に姿を変え、エビを齧っている場面。
鳥居清経画『花相撲源氏張胆』。遊女の足元に食べ残しらしき人間の腕が転がっている。
磯田湖龍斎画『売言葉』。品川の海のそばを歩く化猫遊女。