堺泉北港
大阪府堺市、高石市、泉大津市にある港湾 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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堺泉北港(さかいせんぼくこう)は、大阪府堺市堺区・西区、高石市、泉大津市にある港湾。
大阪湾に注ぐ大和川 - 大津川間に位置し、北は大阪港、南西は阪南港に隣接する。港湾法上の国際拠点港湾に指定されている。2020年10月1日から大阪港湾局の所管となった[1]。
港則法・関税法上は、神戸港・尼崎西宮芦屋港・大阪港と合わせて阪神港の一部とみなされ、阪神港堺泉北区となる。
1969年3月に、堺泉北臨海工業地帯とともに整備された特定重要港湾の堺港(堺市)と泉北港(高石市・泉大津市)を統合して設置された。港湾管理者は大阪府。1995年、運輸省によるエコポートモデル事業に指定され、堺2区沖に人工干潟が造成された。臨海工業地帯の企業が有する専用岸壁の取扱いが多く、貨物取扱量の約7割を占める。一方でフェリーや海上コンテナの取扱量は少ないのが特徴。
2008年から、国と大阪府によって、大規模災害時に救援物資の搬入・搬出支援などを行う基幹的広域防災拠点の整備が行われている。また、大阪府によって海上輸送基地(防災拠点港)に指定されている[2]。