塩化アリル
ウィキペディア フリーな encyclopedia
塩化アリル(えんかアリル、Allyl chloride)は、有機ハロゲン化合物である。無色の液体で、水には不溶だが、有機溶媒には溶ける。一般に製薬、農薬のアルキル化剤として使われている。また、合成樹脂の架橋剤原料としても使用され、一部の熱硬化性樹脂を構成している。毒性があり、燃えやすい物質である。
さらに見る 塩化アリル ...
塩化アリル | |
---|---|
IUPAC名 | 3-クロロプロペン |
分子式 | C3H5Cl |
示性式 | CH2=CHCH2Cl |
分子量 | 76.53 |
CAS登録番号 | 107-05-1 |
形状 | 無色液体 |
密度と相 | 0.94 g/cm3, |
融点 | −135 °C |
沸点 | 45 °C |
SMILES | C=CCCl |
閉じる