塩川 (沖縄県)
沖縄県本部町にある小規模な河川 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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塩川(しおかわ)は、沖縄県国頭郡本部町字崎本部塩川原にある全長約300メートル、川幅4メートルほどの小規模な河川である。日本国内では唯一塩分濃度の高い河川として、沖縄返還当日の1972年(昭和47年)5月15日に、国の天然記念物に指定された[1]。2011年(平成23年)に静岡県清水町にある柿田川が指定されるまで、国指定天然記念物の中で、河川それ自体を指定したものはこれだけであった[2]。
また準絶滅危惧の紅藻類「シオカワモッカ」の唯一の生育地として環境省から「重要湿地」に指定されているが[3]、近年は大雨のたびに赤土で濁り、また開発の影響で生物群系が変化したため、藻場の生育阻害が危惧されている[4]。