大岡昇平
小説家・評論家・翻訳家 (1909-1988) / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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大岡 昇平(おおおか しょうへい、1909年(明治42年)3月6日 - 1988年(昭和63年)12月25日)は、日本の小説家、評論家、フランス文学の翻訳家・研究者。
概要 大岡 昇平(おおおか しょうへい), 誕生 ...
大岡 昇平 (おおおか しょうへい) | |
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誕生 |
1909年3月6日 日本・東京府東京市牛込区 (現:東京都新宿区) |
死没 |
(1988-12-25) 1988年12月25日(79歳没) 日本・東京都文京区本郷 |
墓地 | 多磨霊園 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 京都帝国大学文学部仏文科卒業 |
活動期間 | 1949年 - 1988年 |
ジャンル |
小説 文芸評論 |
主題 |
日本史 太平洋戦争 |
文学活動 | 第二次戦後派 |
代表作 |
『俘虜記』(1948年) 『武蔵野夫人』(1950年) 『野火』(1952年) 『花影』(1961年) 『レイテ戦記』(1971年) 『中原中也』(1974年、評伝) 『事件』(1977年) 『小説家 夏目漱石』(1988年、評論) |
主な受賞歴 |
横光利一賞(1949年) 読売文学賞(1952・1989年) 毎日出版文化賞(1961年) 新潮社文学賞(1961年) 毎日芸術賞(1972年) 野間文芸賞(1974年) 朝日文化賞(1976年) 日本推理作家協会賞(1978年) |
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東京牛込に生まれた。父は相場師で、社会的身分の変動が激しく、それが自我の目覚めを早熟にしたという。戦前はスタンダールを研究した。 フィリピンのミンドロ島での俘虜経験をもとにした『俘虜記』(1948年)で作家の地位を確立。『武蔵野夫人』(1950年)などの恋愛小説の秀作も書くが、その目は一貫して戦争に向けられていた。戦記文学『レイテ戦記』『野火』が代表作である。1972年に日本芸術院会員に推されたが、俘虜の経験を理由に辞退した。