大浦天主堂
長崎県長崎市にある教会(国宝) / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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大浦天主堂(おおうら てんしゅどう)は、長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂である[注釈 1]。江戸時代幕末の開国後、1864年(元治元年)に竣工した。日本に現存するキリスト教建築物としては最古である。正式名は日本二十六聖殉教者聖堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。
概要 大浦天主堂, 情報 ...
大浦天主堂 | |
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大浦天主堂 | |
情報 | |
用途 | 教会 |
着工 | 1862年 |
竣工 | 1864年 |
開館開所 | 1865年2月19日 |
改築 | 1875-1879年 |
所在地 | 長崎県長崎市南山手町5-3 |
座標 | 北緯32度44分3.0秒 東経129度52分12.5秒 |
文化財 | 国宝 |
指定・登録等日 |
1933年1月23日:旧国宝(現行法の重要文化財に相当)指定 1953年3月31日:国宝(文化財保護法)指定 |
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概要 カトリック大浦教会, 所在地 ...
カトリック大浦教会 | |
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大浦天主堂下に隣接する大浦教会堂 | |
所在地 | 長崎県長崎市南山手町2-18 |
国 | 日本 |
教派 | カトリック教会 |
歴史 | |
創設日 | 1865年2月19日 (1865-02-19) |
創設者 | ベルナール・プティジャン |
守護聖人 | 聖ヨハネ五島 |
初期守護聖人 | 日本二十六聖人 |
管轄 | |
教区 | カトリック長崎大司教区 |
教会管区 | カトリック長崎教会管区 |
聖職者 | |
大主教 (大司教) | ペトロ中村倫明 |
主任司祭 | ミカエル大水文隆 |
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1953年(昭和28年)、国宝に指定された。また、2007年(平成19年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まり、2018年(平成30年)に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の1つである[1][2]。2016年(平成28年)に日本初の小バシリカに指定された[3]。
信仰の場であるとともに観光地でもあり、拝観は有料である。大人600円、2018年4月1日からは「キリシタン博物館」開設に伴い1000円となる[4]。
観光客の増加に伴い、1975年(昭和50年)に、天主堂に登る石段横の隣接地にカトリック大浦教会が建てられ、毎日のミサは大浦教会で行われている[注釈 2]。