天頂天球上で頭上の点 / ウィキペディア フリーな encyclopedia 天頂(てんちょう、英: zenith)とは、天文学における概念で、天球上において観測者の真上に当たる点を指す。正確には、地平座標で高度が+90度の極をなす点である。 天頂と天底と地平線の関係を表した図。地球上に立つ観測者が誇張されたサイズで描かれており、上方がその観測者にとっての天頂 (zenith) に当たる。下方は天底 (nadir) で、地平線 (horizon) は定義の異なるものが複数存在する。 地上から天頂方向は、観測地点の垂直方向、すなわち重力方向である鉛直線方向である。また、天球上で天頂の正反対にある点は天底 (英: nadir) と呼ぶ。 天頂はその定義により、必ずその観測地での子午線が通る点になっている。
天頂(てんちょう、英: zenith)とは、天文学における概念で、天球上において観測者の真上に当たる点を指す。正確には、地平座標で高度が+90度の極をなす点である。 天頂と天底と地平線の関係を表した図。地球上に立つ観測者が誇張されたサイズで描かれており、上方がその観測者にとっての天頂 (zenith) に当たる。下方は天底 (nadir) で、地平線 (horizon) は定義の異なるものが複数存在する。 地上から天頂方向は、観測地点の垂直方向、すなわち重力方向である鉛直線方向である。また、天球上で天頂の正反対にある点は天底 (英: nadir) と呼ぶ。 天頂はその定義により、必ずその観測地での子午線が通る点になっている。