小田急1800形電車
小田急電鉄の通勤電車 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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小田急1800形電車(おだきゅう1800がたでんしゃ)は、小田急電鉄(小田急)が1946年から1981年まで運用を行なった通勤車両である。
概要 主要諸元, 軌間 ...
小田急1800形電車 | |
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江ノ島線を走る1800形(1981年) | |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 |
直流1,500V (架空電車線方式) |
最高運転速度 | 95 km/h |
編成定員 | 316 (318) 人 |
編成重量 | 76.85 (72.7) t |
全長 | 20,000 mm |
全幅 | 2,900 (2,930) mm |
全高 | 4,020 (4,210) mm |
車体 | 普通鋼 |
駆動方式 | 吊り掛け駆動方式 |
歯車比 | 66:23=1:2.87 |
編成出力 |
MT30A 128kW/675V×4=512kW(1M1T) 定格速度56km/h・引張力3,300kg(60%弱界磁時) |
制御装置 |
油圧カム軸式抵抗制御(APF) (電磁空気カム軸式抵抗制御(CS5)) |
制動装置 |
電磁直通ブレーキ(HSC・保安ブレーキつき) (電磁自動空気ブレーキ(AMA-E、ACA-E)) |
保安装置 | OM-ATS |
備考 | 特記事項がない場合は1973年(カッコ内1956年)時点 |
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第二次世界大戦後の東京急行電鉄(大東急)時代に運輸省鉄道軌道統制会から国鉄63系電車の製造割り当てを受けた車両[1]で、その後相模鉄道に6両が譲渡された[1]が、同数の同型車両を名古屋鉄道から購入した[1]。また、戦時中に焼失した旧国鉄制式電車の払い下げを受け、復旧した上で1820形として運用された車両もあったが、これらは後年の車体更新の際に仕様が統一され、1800形に編入された[1]。小田急では初となる全長20m級の大形車両で[2]、収容力を生かして朝の通勤ラッシュ時の輸送に重用されたが、加速性能が低いことから[3]1981年までに全車が廃車となり、秩父鉄道に譲渡された[3]。
本項では以上の経緯から、国鉄で焼失した車両を譲受し、復旧工事を施工した上で車籍編入した1820形についても、秩父鉄道800系電車として譲渡された後についても記述する。また、国鉄63系電車については「63形」と記述する。