戦犯旗
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戦犯旗(せんぱんき、朝鮮語: 전범기)は、2012年ごろに大韓民国(韓国)で作り出された造語で、日章旗(日の丸)と同様に太陽を象った意匠である旭日旗[1]を指す。法的・学術的な根拠を有する概念ではなく、日韓の学術論文で用いられた例は(2018年の時点では)存在しない[2][3][4]。日本人に対する人種差別行為を正当化することを契機とし、韓国の反日感情の高まりを受けて悪魔化(英語版)していき、国際社会から旭日旗を模した意匠を抹消する文化浄化を正義の実現とする韓国の新しい国民意識として定着した。2019年に韓国の国会が東京五輪・パラリンピックでの競技場への旭日旗の持ち込み禁止を求める決議案を可決し[5]、2020年に韓国政府が公式に「旭日旗は憎悪の旗」と表明し、日本政府が抗議を行ったこと[6][7]で、新たな日韓問題として浮上している。