書店ガール
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『書店ガール』(しょてんガール)は、碧野圭による日本の小説シリーズ。書店を舞台に、女性書店員のコンビを主人公とする職業エンターテインメント小説である。
2007年、単行本『ブックストア・ウォーズ』が新潮社から刊行された。2012年にPHP研究所から文庫化される際に『書店ガール』に改題され、シリーズ2作目からは単行本を経ずに文庫化されている。2012年から2018年にかけて、文庫本全7巻が刊行された。累計で50万部を超えるヒット作となる[1]。
舞台は東京の吉祥寺の書店だが、3作目の『託された一冊』では、主人公の1人の西岡理子が仙台市の老舗書店のリニューアルを任されたこともあり、東日本大震災の被災地である仙台市や東松島市がもう1つの舞台となっている[2]。4作目の『パンと就活』では、主人公の1人の宮崎彩加が沼津市出身であることと取手市に出店する店の店長を任されることから、沼津市や取手市が舞台として登場する。