東京地下鉄道1000形電車
東京地下鉄(旧・帝都高速度交通営団)の車両 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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東京地下鉄道1000形電車(とうきょうちかてつどう1000がたでんしゃ)は、現在の東京地下鉄(旧・帝都高速度交通営団)銀座線の前身である東京地下鉄道が、1927年(昭和2年)の上野 - 浅草間開業に合わせて製造した通勤型電車。地下鉄=地下軌道用として日本で初めて設計された車両である。
この項目では、東京地下鉄道が開業当時に導入した1000形電車について説明しています。東京地下鉄が2012年(平成24年)に導入した1000系電車については「東京メトロ1000系電車」をご覧ください。 |
概要 基本情報, 運用者 ...
東京地下鉄道1000形電車 | |
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東京地下鉄道1000形1016号車 (1941年撮影) | |
基本情報 | |
運用者 |
東京地下鉄道 →帝都高速度交通営団 |
製造所 |
日本車輌製造 汽車製造 |
製造年 | 1927年 - 1929年 |
製造数 | 21両 |
運用開始 | 1927年12月30日 |
廃車 | 1975年6月28日 |
投入先 | 銀座線 |
主要諸元 | |
編成 | (単車) |
軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
電気方式 |
直流600V (第三軌条方式) |
最高運転速度 | 55 km/h |
設計最高速度 | 65 km/h |
自重 | 35.5 t |
全長 | 16,000 mm |
全幅 | 2,550 mm (基準幅) |
全高 | 3,500 mm |
車体 | 普通鋼 |
台車 |
NSK-D18形(1001 - 1010) KSK-3H形(1011 - 1021) |
主電動機 | 直流直巻電動機 |
主電動機出力 | 90 kW×2 |
駆動方式 | 吊り掛け駆動方式 |
制御方式 | 抵抗制御 |
制動装置 | 自動空気ブレーキ |
保安装置 | 打子式ATS |
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路線開業に備えて1927年11月に1001 - 1010の10両が日本車輌製造で製造され、1929年に翌年の万世橋(仮駅)延伸に備えて1011 - 1021の11両が汽車製造東京支店において製造され、計21両が出揃った。
地下鉄博物館所蔵の1001号車が、2017年3月10日付けで文化審議会から文部科学大臣に答申されたことを受け、鉄道用電気車両としては初めて国の重要文化財に指定された[1][2][3](後述)。
本項では、ほぼ同一構造の増備車である東京地下鉄道1100形電車についても記述する。