『東方旅行記』(とうほうりょこうき、The Travels of Sir John Mandeville)は、14世紀後半に成立した旅行記。ヨーロッパ、中近東、アジアを遍歴した騎士ジョン・マンデヴィルの一人称の物語となっている。
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2部構成となっていて、第1部では聖地エルサレムへ至る巡礼の旅で遭遇する事物がいくつもの陸路、海路を通過する場合を想定して描かれ、第2部では聖地よりさらに東方の非キリスト教世界の奇異驚嘆の数々を描く。日本では1919年(大正8年)に『マンダヴィル東洋旅行記』として出版された。