感染経路
病原体が新たな感染を起こす経路 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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感染経路(かんせんけいろ、英: route of infection)は、感染を生じた個体や環境中に存在する病原体が、未感染の個体に到達して新たに感染を起こす経路をいう。病原体によっては複数の感染経路を介して感染を生じる場合もある。伝染病をはじめとした集団感染や院内感染の予防など感染管理上は病原体を突き止め感染源を割り出すことも重要だが、何よりも感染経路を絶たなければ終息は図れない。
- 空気感染
- 微小の粒子(0.5 μm以下)が長時間空中に留まり、患者が去ってからも汚染が続く[1]。
- 小滴感染
- 湿った小さな粒子(0.5 μm以上)が短時間空中に留まる。通常は患者と共にすることで感染。
- 直接感染
- 感染患者に直接触れることによる。性的接触を含む。
- 間接感染
- 汚染土壌などに触れることによる。
- 糞口経路
- 洗っていない手、汚染された植物・水源による。