浜岡原子力発電所
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浜岡原子力発電所(はまおかげんしりょくはつでんしょ)は、日本の静岡県御前崎市にある中部電力唯一の原子力発電所。1号機から5号機まで5つの発電設備があるが、1号機と2号機は2009年1月に運転を終了した。敷地面積は160万m2(東西1.5km、南北1km)で、PR施設である浜岡原子力館が併設されている。
概要 浜岡原子力発電所, 種類 ...
浜岡原子力発電所 | |
---|---|
Hamaoka Nuclear Power Station | |
種類 | 原子力発電所 |
電気事業者 | 中部電力 |
所在地 |
日本 〒437-1695 静岡県御前崎市佐倉5561 |
北緯34度37分23秒 東経138度08分39秒 | |
1号機 | |
出力 | 54.0万 kW |
燃料 |
低濃縮二酸化ウラン 約 - t / 年 |
着工日 | 1971年3月1日 |
営業運転開始日 |
1976年3月17日 (2009年1月30日営業運転終了) |
2号機 | |
出力 | 84.0万 kW |
燃料 |
低濃縮二酸化ウラン 約 - t / 年 |
着工日 | 1974年3月5日 |
営業運転開始日 |
1978年11月29日 (2009年1月30日営業運転終了) |
3号機 | |
出力 | 110.0万 kW |
燃料 |
低濃縮二酸化ウラン 約 - t / 年 |
着工日 | 1982年11月29日 |
営業運転開始日 | 1987年8月28日 |
4号機 | |
出力 | 113.7万 kW |
燃料 |
低濃縮二酸化ウラン 約 - t / 年 |
着工日 | 1989年2月22日 |
営業運転開始日 | 1993年9月3日 |
5号機 | |
出力 | 138.0万 kW |
燃料 |
低濃縮二酸化ウラン 約 - t / 年 |
着工日 | 1999年3月19日 |
営業運転開始日 | 2005年1月18日 |
公式サイト:中部電力 浜岡原子力発電所 | |
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東海地震の予想震源域である御前崎にあり、活断層が直下にあるという仮説まで発表されており、またトラブルが多発していることから、耐震性の不足が懸念されている(#地震に対する懸念、#過去の主なトラブルの節を参照)。また、以前は高さ10m - 15mの砂丘で高さ(斜面遡上高)8mの津波を防ぐ想定になっていたが、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震における福島第一原子力発電所事故の教訓から、同年3月16日に2、3年以内に地上高4m(標高、海抜12m)ほどの防波壁を作る計画が発表された[1]。翌4月に海抜15mへの変更が決定されたが、7月22日に発表された新策定では、地上高は海抜18mへとさらに引き上げられ、完成予定も2012年12月と大幅な前倒しとなった[2][3]。
2011年5月6日、内閣総理大臣の菅直人が全原子炉の運転停止を経済産業大臣の海江田万里を通じて要請[4][5][6]。これに対して中部電力は5月9日、「現在運転中の4号機、5号機を停止する決定をした」旨を発表した[7]。また当時、定期検査から停止したままであった3号機についても「当面運転再開を見送る」と発表した[7]。