淋菌
ナイセリア属のグラム陰性双球菌 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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淋菌(りんきん、Neisseria gonorrhoeae)はナイセリア属のグラム陰性双球菌である。ナイセリア属の菌は全部で11種類の存在が確認されており、その内病原性のものは、この淋菌と髄膜炎菌のみである。淋菌は淋病、角結膜炎[1]、咽頭炎などの原因となる。その他の9種類のナイセリア菌は全て口腔内に存在する常在菌(日本人の5〜10%に常在)である。粘膜から離れると数時間で感染性を失う[2]。日光、乾燥や温度の変化、消毒剤で簡単に死滅するので、分離培養が必要な場合には検体の取り扱いに注意を要する[2]。
概要 淋菌, 分類 ...
淋菌 | |||||||||||||||||||||
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淋菌のコロニー | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Neisseria gonorrhoeae Zopf 1885 |
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1879年、アルベルト・ナイサーが発見してゴノコックス(Gonococcus)と命名したが、1885年にヴィルヘルム・ツォプフにより、ナイサーにちなみ命名された。