無指向性無線標識ウィキペディア フリーな encyclopedia 無指向性無線標識(むしこうせい むせんひょうしき、英: non-directional (radio) beacon、NDB)は、主に中波を用いて航空機の航法援助を行う無線標識[1]。標識局では、全方向に無指向性の電波を発射している[2]。航空機上でADF(自動方向探知機)を用いることにより[1]、無線標識の方向を探知する[2]。また、2個以上の無線標識局を探知することにより、現位置が判明する[3]。近年では同様の情報が得られより精度が高いVORに置き換えられつつある[4]。 ドイツのLeimen-Ochsenbach NDB局(ID:NKR)の送信アンテナ 航空図上でNDBを示す図記号。中空の四角が重ねて描かれている場合は、DMEが併設されていることを示す。
無指向性無線標識(むしこうせい むせんひょうしき、英: non-directional (radio) beacon、NDB)は、主に中波を用いて航空機の航法援助を行う無線標識[1]。標識局では、全方向に無指向性の電波を発射している[2]。航空機上でADF(自動方向探知機)を用いることにより[1]、無線標識の方向を探知する[2]。また、2個以上の無線標識局を探知することにより、現位置が判明する[3]。近年では同様の情報が得られより精度が高いVORに置き換えられつつある[4]。 ドイツのLeimen-Ochsenbach NDB局(ID:NKR)の送信アンテナ 航空図上でNDBを示す図記号。中空の四角が重ねて描かれている場合は、DMEが併設されていることを示す。