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狭小住宅(きょうしょうじゅうたく)は日本の住宅の類型。狭小な土地に建てられた狭小な住宅のこと。明確な定義はないが、一般に約15坪(50m2)以下の土地に建てられる住宅が狭小住宅と呼ばれる。ミニ戸建てと呼ばれることもある。
狭小な土地は、そもそも面積が小さく価格が安いが、建物と合わせた総額が低く抑えられるため、同じ地域の通常の土地に比べて地価(坪単価)は高い。
このため、特に地価が高い都心部において、安価に住宅を取得する手段として、狭小地に建てられる狭小住宅が近年脚光を浴びるようになっており、大手住宅メーカーが参入するなど活況を呈している。
狭小住宅は、延べ床面積を確保するために、3階建て以上にしたり建蔽率を高くすることが多い。また、ガラスやアクリル板の透明・半透明な間仕切りを使って開放感を得るなど、狭い面積を有効に活用するためさまざまな工夫がなされている。
狭小住宅の施主は、概して建築に対して関心が高いことが多く、上記のように狭い面積を活用するための工夫がなされることと相まって、本来、低価格が最大のメリットであるにもかかわらず、狭小住宅の建築コストは一般住宅に比べて割高になることも多い。
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