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揚州名物の肉団子 ウィキペディアから
獅子頭(シーズートウ)は上海料理の1つであり、定番料理とされる。大きな肉団子である[1][2]。日本語読みで「ししとう」とも呼ばれる[3]。
ネギやショウガなどを練りこんだ挽き肉を、こぶし大の肉団子にした料理である[3]。
もともと江南地方で作られていた伝統料理(淮揚料理)であり、名前の由来は「獅子の頭ぐらいに大きい」こととされる[1][3]。
隋の第2代皇帝(在位:604年 - 618年、煬帝として知られる)が揚州を巡幸したとき、揚州の四大景勝地である萬松山、金錢墩、象牙林、葵花崗を気に入り、それぞれの景勝地をテーマとした料理を作らせた[3]。それが、松鼠鱖魚、金銭蝦餅、象牙鶏、葵花献肉の4つであるが、この中の葵花献肉が獅子頭の原型になったとされる[3]。なお、葵花献肉は「ヒマワリ肉団子」の意味である[3]。
その後、唐の時代になり、料理人の韋巨元がある宴席で葵花献肉などを振る舞ったところ、一同が絶賛し、葵花献肉は、ヒマワリから獅子に格上げされ、獅子頭と呼ばれるようになったとされる[3]。
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