終末兵器
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終末兵器(しゅうまつへいき)または最終兵器(さいしゅうへいき、英語: doomsday device)は、惑星(多くの場合、地球)上のすべての生物を滅ぼすことができ、終わりの時(ドゥームズデイ)をもたらすという仮定上の装置、兵器。
「終末兵器」や「核のホロコースト(英語版)」といった概念は20世紀、特に第一次世界大戦以降に文学や芸術分野から発生したもので、急速に進歩する科学技術が最終的に世界の破滅をもたらすという現実的な恐怖をその端緒としている。この問題を扱ったサイエンス・フィクションは、これまでに世界中で数多く執筆されてきた。1960年代に英語でdoomsday machineという語が登場した[1]が、次第に頭韻を踏んだdoomsday deviceという表現が広く用いられるようになった。