縁側
日本の和風家屋の構造で、家の建物の縁部分に張り出して設けられた板敷き状の通路 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、建築物の構造について説明しています。食材については「えんがわ」をご覧ください。 |
縁側(えんがわ)は、家の建物の縁(へり)部分に張り出して設けられた板敷き状の通路である。庭等外部から直接屋内に上がる用途ももつ。縁側は日本建築(日本家屋)に独特のものだが、西洋建築(欧風建築)にみられるウッドデッキ、ベランダ、テラス、ポーチ、バルコニーなどと意匠的には似ている[1][2]。
和風家屋の障子が、薄明かりの中でその向こうの人や風景を見えるような見えないような曖昧さの中に感じることができるのと同じように、内でもなければ外でもないという縁側に、空間を仕切る意識が希薄な日本家屋空間独特の曖昧さの構造を見るという文化論も語られる。