聖ナウム修道院
ウィキペディアから
ウィキペディアから
聖ナウム修道院(せいナウムしゅうどういん、マケドニア語: Манастир Свети Наум)は、北マケドニアのオフリドにある東方正教会の修道院。この修道院を興した中世の聖人ナウム(ブルガリア語: Свети Наум)にちなんで名づけられた。オフリド市街地の29km南のオフリド湖沿いにあり、アルバニアとの国境線に隣接している。
修道院は聖ナウムにより905年の第一次ブルガリア帝国の時代に開設され、開祖の聖ナウムは910年にこの修道院内の教会に埋葬された[1]。この教会はオスマン帝国領であった時代に破壊された後、16世紀から17世紀に再建されたものが現在見られるものである[2]。1912年から1928年6月まで、修道院のある土地はアルバニア領であった。その後、アルバニア大統領(のち国王)ゾグー1世により、アルバニアとユーゴスラビアの友好のしるしとして修道院のある土地はユーゴスラビアに割譲された(最終的にユーゴスラビア社会主義連邦共和国は解体し、この地を承継した北マケドニアに属することとなった)。
中世より多くの巡礼者が訪れる地[1]であるとともに、現在はマケドニア共和国内の著名な観光地である。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.