花へんろ
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『花へんろ』(はなへんろ)は、早坂暁の造語であり、早坂暁作のテレビドラマシリーズの題名である。副題を『風の昭和日記』(かぜのしょうわにっき)と題し、3部作の連続ドラマとしてNHK総合テレビ「ドラマ人間模様」で1985年(昭和60年)、1986年(昭和61年)および1988年(昭和63年)に放送された。第4回(1986年〈昭和61年〉)向田邦子賞受賞作。
概要 花へんろ, ジャンル ...
花へんろ | |
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ジャンル | テレビドラマ |
作 |
早坂暁 冨川元文(特) |
演出 |
深町幸男(1・2) 木田幸紀(1) 外園悠治(1・3) 田中賢二(2) 平山武之(3・特) 井上芳樹(3) 佐藤幹夫(新) 笠浦友愛(新) |
出演者 |
桃井かおり(1・2・3・新) 河原崎長一郎(1・2・3) 中条静夫(1・2・3) 佐藤友美(1・2・新) 樹木希林(1) 下條正巳(1・2・3・新) 小林亜星(1・2・3・新) 加藤治子(1・2) 藤村志保(1・2・3・新) 沢村貞子(1・2・3) |
ナレーター |
渥美清(1・2・3) 小沢昭一(新) 加賀美幸子(特) |
音楽 |
桑原研郎(1・2・3・新) 池辺晋一郎(特) |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 大正 - 昭和 |
シリーズ数 | 5 |
製作 | |
制作統括 |
金澤宏次(新) 千葉聡史(特) 加藤邦英(特) |
プロデューサー |
岡田勝(1) 松尾武(2) 高橋康夫(3) 伴野智(特) |
製作 |
NHK 東北新社(特) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
花へんろ 風の昭和日記 | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送期間 | 1985年4月13日 - 5月25日 |
放送時間 | 土曜 21:15 - 22:00 |
放送枠 | ドラマ人間模様 |
放送分 | 45分 |
回数 | 7 |
花へんろ 風の昭和日記II | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送期間 | 1986年9月6日 - 10月11日 |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:45 |
放送枠 | ドラマ人間模様 |
放送分 | 45分 |
回数 | 6 |
花へんろ 風の昭和日記III | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送期間 | 1988年2月6日 - 3月12日 |
放送時間 | 土曜 21:00 - 21:45 |
放送枠 | ドラマ人間模様 |
放送分 | 45分 |
回数 | 6 |
新・花へんろ 風の昭和日記 | |
出演者 | 橋爪功 伊武雅刀 |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送期間 | 1997年5月14日 - 6月18日 |
放送時間 | 水曜 22:00 - 22:44 |
放送枠 | 水曜シリーズドラマ |
放送分 | 44分 |
回数 | 6 |
花へんろ 特別編 春子の人形 〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜 | |
出演者 | 坂東龍汰 芦田愛菜 尾美としのり 西村和彦 中西美帆 山本圭 田中裕子 |
エンディング | 玉置浩二「みんな夢の中」 |
放送チャンネル | NHK BSプレミアム |
放送期間 | 2018年8月4日 |
放送時間 | 土曜 21:00 - 22:30 |
放送分 | 90分 |
回数 | 1 |
公式ウェブサイト | |
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ドラマの冒頭で「昭和とは どんな眺めぞ 花へんろ」という句(作・早坂暁)が詠まれる
続編となる連続ドラマ『新・花へんろ』(しん はなへんろ)がNHK総合テレビ「水曜シリーズドラマ」にて1997年(平成9年)に放送された。
東宝により1988年(昭和63年)に主演・ 八千草薫で舞台化された。
早坂暁の没後にスペシャルドラマ『花へんろ特別編 春子の人形〜脚本家・早坂暁がうつくしむ人〜』がNHK BSプレミアムにて2018年(平成30年)に放送された[1][2]。が、花へんろというタイトルこそついているものの、脚本は早坂暁ではなく(脚本は冨川元文)配役も主役以下、従来の花へんろとは全く異なっている。内容は早坂の短編小説「春子の人形」を原作とし、そこに早坂の小説「ダウンタウン・ヒーローズ」のエピソードを折り込んだものとなっている。早坂暁が一切関わっていない作品であるため、従来の花へんろとは別物と捉えるべきである。