貴族探偵シリーズ
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椹野道流の小説シリーズ「貴族探偵エドワード」とは異なります。 |
『貴族探偵シリーズ』(きぞくたんていシリーズ)は、麻耶雄嵩の短編推理小説のシリーズである。初出は『小説すばる』2001年2月号。『小説すばる』2017年5月号に新シリーズの短編が掲載。[1]『小説すばる』2018年5月号より『貴族探偵対怪盗マダム』としてシリーズ初の長編連載が開始されている。
主人公は探偵でありながら推理せず、使用人に推理をさせる貴族という設定である[1][3]。これについて作者の麻耶は、「本人は何もしなくても現れただけで事件を解決できる存在」を面白いと思い、時代劇『水戸黄門』をイメージして書いた作品だと語っている[1]。