走光性
ウィキペディア フリーな encyclopedia
走光性(そうこうせい、Phototaxis)は、走性の一つで、昆虫[1]などの生物が光刺激に反応して移動することである。走光性のうち、光のある方向に近づくような行動は「正の走光性」[1]、光から離れるような行動は「負の走光性」[1](走暗性、走闇性)などともいう。正負を付さず単に「走光性の生物」などと言った場合には、正の走光性を指していることが多い。
なお、植物などが日光に対して屈曲する屈光性(屈性の一つ)とは、性質を表す個体が移動する(向きを変えるだけではない)という点で異なる。