車谷長吉
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車谷 長吉(くるまたに ちょうきつ、1945年7月1日 - 2015年5月17日)は、日本の小説家、エッセイスト、俳人。本名は車谷 嘉彦。筆名の「長吉」は唐代の詩人李賀にちなむ[2]。妻は詩人の高橋順子[3]。兵庫県飾磨市(現・姫路市飾磨区)出身。
概要 車谷 長吉(くるまたに ちょうきつ), 誕生 ...
車谷 長吉 (くるまたに ちょうきつ) | |
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誕生 |
(1945-07-01) 1945年7月1日 兵庫県飾磨市 |
死没 |
(2015-05-17) 2015年5月17日(69歳没) 東京都文京区[1] |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 慶應義塾大学独文科 |
活動期間 | 1972年 - 2015年 |
ジャンル | 私小説・俳句 |
代表作 |
『鹽壺の匙』(1992年) 『漂流物』(1996年) 『赤目四十八瀧心中未遂』(1998年) 『武蔵丸』(2000年) |
主な受賞歴 |
芸術選奨新人賞(1993年) 三島由紀夫賞(1993年) 平林たい子文学賞(1997年) 直木三十五賞(1998年) 川端康成文学賞(2001年) |
デビュー作 | 「なんまんだあ絵」 |
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「反時代的毒虫」と自称して、放浪の経験や、挫折感や煩悩から逃れられない生の苦しみを主題とする私小説を書き、高い評価を得た[4]。
代表作に『鹽壺の匙』(芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞)『漂流物』(平林たい子文学賞)『赤目四十八瀧心中未遂』(直木三十五賞)などがある。