輸租田ウィキペディア フリーな encyclopedia 輸租田(ゆそでん)とは、律令制における田地のうち、課税方式の区分で収穫物の中から田租(官物)を国衙へ納めることが定められた田。これに対し、不輸租田とは田地の領主が給与として年貢を直接受け取る田地で、国衙へは田租を納めないものを指す。 輸租田と不輸租田との区別は(ただし時期によって異なる): 輸租田:口分田(班田)・位田・功田・賜田・国造田・郡司職田・墾田 不輸租田:職田・公廨田・駅起田・官田・寺田・神田・釆女田
輸租田(ゆそでん)とは、律令制における田地のうち、課税方式の区分で収穫物の中から田租(官物)を国衙へ納めることが定められた田。これに対し、不輸租田とは田地の領主が給与として年貢を直接受け取る田地で、国衙へは田租を納めないものを指す。 輸租田と不輸租田との区別は(ただし時期によって異なる): 輸租田:口分田(班田)・位田・功田・賜田・国造田・郡司職田・墾田 不輸租田:職田・公廨田・駅起田・官田・寺田・神田・釆女田