電子ドラム
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電子ドラム(electronic drums)とは、ドラムセットなど打楽器の代用として開発された電子楽器である。叩く部分の振動をセンサーで受け、その電気信号によりサンプリングされた音声や発信器などで作り出した音を鳴らす。音はスピーカーで拡声したりヘッドホンで聞く。演奏は撥や手など元の楽器と同じ手法で行う。ドラムセットと同様にドラムという名称であるが、シンバルなどドラムではない音色も含まれている。
電子ドラムに対して電子式ではないものを「アコースティック・ドラム」あるいは「生ドラム」と呼ぶ。但し、電子であるかを問わない場合以外では用いられないことが多い。つまり、楽器で「ドラム」と言えば「アコースティック・ドラム」か、「電子ドラム」と「アコースティック・ドラム」との両方つまり全体を指す。 なお、サンプリング技術を用いないエレクトロニックドラムはシンセサイザー・ドラム(シンセドラム)と呼ばれることがある。