青木孝平
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青木 孝平(あおき こうへい、1953年 - )は、日本の経済学者・法学者・社会哲学者。鈴鹿医療科学大学保健衛生学部放射線技術科学科教授。法学修士(早稲田大学)、博士(経済学)(東北大学・論文博士・1994年)。経済理論、法思想、社会哲学を統合する相関社会科学を研究。降旗節雄を通じて宇野経済学を学び、マルクスをコミュニタリアニズムの規範理論として読み替えた[1]。廣松渉の共同主観性や関係主義の哲学を評価し、分析的マルクス主義やアソシエーショニズムはリベラリズムの方法論的個人主義と同じであると批判した[2]。 近年は、マルクスから仏教の中観理論や現象学の他者論にまで研究の幅を広げている。