麻薬に関する単一条約
ウィキペディア フリーな encyclopedia
麻薬に関する単一条約(まやくにかんするたんいつじょうやく、Single Convention on Narcotic Drugs)は、主に麻薬の乱用を防止するため、医療や研究などの特定の目的について許可された場合を除き、これらの生産および供給を禁止するための国際条約である。ほかに大麻、コカインを規制している。
概要 千九百六十一年の麻薬に関する単一条約, 通称・略称 ...
千九百六十一年の麻薬に関する単一条約 | |
---|---|
通称・略称 | 麻薬単一条約 |
署名 | 1961年3月30日 |
署名場所 | ニューヨーク |
発効 | 1964年12月13日[1] |
寄託者 | 国際連合事務総長 |
言語 | 中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語 |
関連条約 | 向精神薬に関する条約、麻薬及び向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約 |
条文リンク | 条約本文 - 国立公文書館デジタルアーカイブ |
テンプレートを表示 |
閉じる
概要 千九百六十一年の麻薬に関する単一条約を改正する議定書, 通称・略称 ...
千九百六十一年の麻薬に関する単一条約を改正する議定書 | |
---|---|
通称・略称 | 麻薬単一条約改正議定書 |
署名 | 1972年3月25日 |
署名場所 | ジュネーヴ |
発効 | 1975年8月8日[2] |
寄託者 | 国際連合事務総長 |
言語 | 中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語 |
条文リンク | 1 (PDF) 、2 (PDF) 、3 (PDF) - 外務省 |
テンプレートを表示 |
閉じる
1961年に採択され、日本は1964年に加盟した。略称は、麻薬単一条約。第二次世界大戦後、解体した国際連盟による万国阿片条約を、国際連合および世界保健機関が引き継いだことによって締結された条約である[3]。規制失敗の声が挙がっている[4]。
以降に登場した薬物を規制する後続の条約である、麻薬及び向精神薬の不正取引の防止に関する国際連合条約の第1条n項にある通り、この条約において規定されるものが条約上の麻薬である。