CBGB
ウィキペディア フリーな encyclopedia
CBGB(シービージービー、Country, Blue Grass, and Bluesの略)は、ニューヨーク市マンハッタンのブリッカー通りの東端に当たるバワリー315番地にあったクラブ(ライブハウス)。1973年にヒリー・クリスタルが開業し、もともとは店名にある様な音楽を中心としたライブハウスとしていたが、そのうちラモーンズ、テレヴィジョン、パティ・スミス、トーキング・ヘッズなど、アメリカのパンクバンドやパンクに影響を受けたバンドが出演するようになった。
CBGB | |
---|---|
CBGBの正面 | |
情報 | |
通称 | CB's |
種別 | ライブハウス |
音楽ジャンル |
パンク ハードコア ブルーグラス ブルース カントリー |
開館 | 1973年 |
閉館 | 2006年 |
運営 | ヒリー・クリスタル |
所在地 | ニューヨーク市マンハッタン |
外部リンク | http://www.cbgb.com/ |
テンプレートを表示 |
クラブの店先と隣の大きなスペースには長い間CBGBレコードストアが使っていた。1980年代後半、レコードストアを閉業し、二つ目のパフォーマンスと画廊のスペース、CBズ・313・ギャラリーに代わった。ギャラリーは適切な防音設備が無く、ドラムセットなど大音量の楽器の使用が制限されていた為、フォークロック、フォーク、ジャズ、実験音楽などにより近い音楽スタイルの人気バンドとシンガーソングライターが多く演奏した。一方もともとのクラブは、より激しく音の大きい最良のポストパンク、メタル、オルタナティヴ・ロックを現し続けた。
クラブは2006年10月13日の週末で閉業した。ザ・ディクテイターズが最後の金曜と土曜、10月13日の14日の夜のメインに登場し、土曜の夜にはブロンディのデビー・ハリーとクリス・シュタインがステージに加わってアコースティックセットで演奏した。10月15日土曜の最後のコンサートはパティ・スミスが出演した。CBGBショップ(CBGB関連のショップ)はバワリー315で10月31日まで営業を継続、2006年11月1日以降はセント・マークズ・プレイス19-23に移転して営業していたが、2010年時点には閉鎖して店はなくなり別の店舗が入っている。移転などはしていないという。