GXロケット
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GXロケットは日本の航空宇宙関係企業グループと宇宙航空研究開発機構(JAXA)、アメリカ合衆国のロッキード・マーティンが官民共同で開発を進めていた中型ロケット。H-IIAロケットを使うほどでもない中小型人工衛星を専門に取り扱うギャラクシーエクスプレス社(GALEX)が運用し、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)との業務提携の下、ヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げる予定だった。しかし、計画の遅れに伴う開発費の高騰と需要の低迷のため、2009年にロケット本体の開発中止が決定された[2]。
概要 基本データ, 運用国 ...
GXロケット | |
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基本データ | |
運用国 | 日本 |
開発者 |
IHI JAXA ロッキード・マーティン |
運用機関 |
GALEX ULA |
使用期間 | 開発中止 |
射場 | ヴァンデンバーグ空軍基地 |
打ち上げ数 | なし |
開発費用 |
1,500 - 2100億円 (見込み) |
打ち上げ費用 |
150億円(試験機) 約80億円(定常運用)[1] |
原型 | アトラス V |
公式ページ | ギャラクシーエクスプレス - 製品概要 |
物理的特徴 | |
段数 | 2段 |
ブースター | なし |
全長 | 52 - 54 m |
直径 | 3.8 m(最大) |
軌道投入能力 | |
太陽同期軌道 |
3t強 (高度500km) |
脚注 | |
データは予定値。 | |
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