I型インターフェロン
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I型インターフェロン(いちがた―)(英:type I interferon)とは、インターフェロンファミリーのうち、インターフェロンα(英語版)(IFN-α)とインターフェロンβ(英語版)(IFN-β)などを含めた総称で、ウイルス感染で誘導される抗ウイルス系のサイトカインである。「I型」という名前は、免疫系の細胞によって分泌されマクロファージを活性化するII型インターフェロン(IFN-γ)などと区別するための呼称であるが、一般に「インターフェロン」というとI型インターフェロンのことを指す。インターフェロン自体は、あるウイルスを感染させた細胞に別のウイルスを感染させると、後から感染させたウイルスの増殖が抑えられる「ウイルス干渉」と呼ばれる現象における干渉物質として見つかったものである。