ISO 8601
日付と時刻の表記に関する規格 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ISO 8601は、日付と時刻の表記に関するISOの国際規格である。この規格の主眼は、日付と時刻の記述順序が国や文化によってまちまちである[注 1][1]ものを、大→小の順序(ビッグエンディアン big-endian)を貫徹して、日付・時刻の記述順序をただ一種類に標準化していることにある[2]。
年月日の区切り記号は「-」(ハイフン)のみを用い、「/」などを禁じている。また時刻表現を24時制だけに限定している。
- 2022年9月4日を、2022-09-04(拡張形式)もしくは20220904(基本形式)と表記する[注 2]。
- 2022年9月4日の時刻として 16時07分48.53秒 を併せて表記する場合は、2022-09-04T16:07:48.53(拡張形式)または20220904T160748.53(基本形式)と表記する。すなわち記号 T で区切った後に時刻を続ける。
上記以外に、日の番号、暦週の番号、タイムゾーン、継続時間、期間などの記述方法についても規定している。
日本では、これに準拠して日本産業規格JIS X 0301「情報交換のためのデータ要素及び交換形式ー日付及び時刻の表記」が定められている。JISにおいては、元号(明治~令和)による年の規定を追加している[3]。