JPDR
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JPDR(ジェイ・ピー・ディー・アール:Japan Power Demonstration Reactor)は、かつて日本原子力研究所が運転した日本初の発電用原子炉である。
ゼネラル・エレクトリック(GE)製の沸騰水型原子炉で、熱出力は 4.5万 kW (電気出力 1.25万 kW)だった。1963年10月26日に日本で初めて原子力による発電に成功した[1]。原子炉を利用した各種の技術者の訓練に役立った[2]。1976年3月18日に運転を終了して、1986年から1996年3月31日にかけて解体された。解体の行程を通じて将来の商業炉の廃炉に向けて多くの知見が得られた[3]。