Linux-HA
ウィキペディア フリーな encyclopedia
Linux-HA (High-Availability Linux) は、Linux、FreeBSD、OpenBSD に高可用ソリューション(高可用クラスター)を提供するプロジェクトであり、これらプラットフォームでの信頼性、可用性、保守性 (RAS) を促進することを目的としている。
プロジェクトの主な成果は Heartbeat というソフトウェアで、GPLライセンスの高可用クラスター用クラスタ管理プログラムである。主な特徴・機能は以下の通り。
- ノード数の上限はない。大規模なクラスターから非常に単純なものまで構築できる。
- リソース監視: 障害発生時、リソースを再開したりノード間を移動したりできる。
- 障害ノードをクラスターから除去するフェンス機構がある。
- 洗練されたポリシーベースのリソース管理。リソース間の依存関係や制約を扱う。
- 時刻によって異なるポリシーを適用できる。
- いくつかのリソーススクリプトを含む(Apache用、DB2用、Oracle用、PostgreSQL用など)。
- リソースおよびノードの設定・制御・監視用GUI