PC-9801シリーズ
日本の日本電気が製造販売したパーソナルコンピュータの製品群 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、PC-9801型番の機種とその派生機種について説明しています。PC-9800シリーズ全体の概要については「PC-9800シリーズ」をご覧ください。 |
PC-9801シリーズは、日本電気(以下NECと表記)が開発していたパーソナルコンピュータの製品群の俗称で、一般的にはPC-9800シリーズのうち1982年(昭和57年)から1995年(平成7年)まで開発された「PC-9801」から始まる型番の製品群を指す。シリーズ全体の正式名称である「PC-9800シリーズ」と混同されることもある。
当初、PC-9800シリーズは型番のみで機種が区別されていたため、世間では「PC-9801Vシリーズ」と、型番の後ろに「シリーズ」と付けて呼ぶことで世代や形態を分類することがあった。公式で愛称が設けられるようになった後も型番で分類する慣習は残っており、1993年にシリーズ主力機のラインが「PC-9821」から始まる型番の製品群「98MATE」(俗に言うPC-9821シリーズ)へ拡張されたとき、旧機種と「PC-9801」型番を引き継いだ直接的な後継機「98FELLOW」(98PENや一部の98NOTEも含む)は「PC-9801シリーズ」として分類された[1]。
1995年(平成7年)にはWindows 95と同時に98MATE VALUESTARシリーズが発売され、廉価機の分野もPC-9821型番のシリーズに移行した。これにより1982年(昭和57年)10月から長らく続いたPC-9801型番の表記および分類はその使命を終え、それ以降の新製品のラインナップから姿を消した。