TMS9918
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TMS9918はテキサス・インスツルメンツ(TI)社製の画面表示プロセッサー(VDP)。
元々は1979年に発売された同社のTI-99/4に搭載する為に開発された表示プロセッサである。1981年にTI-99/4Aに搭載されたグラフィックモード2が追加されたTMS9918Aは、PALやRGB出力を持ったバリエーションの製品が作られ、表示用の汎用パーツとして後述するようなゲーム機や低価格帯のパーソナルコンピュータに使われた。 狭義の意味ではTMS9918は初代を指すが、実際に外販され普及した物はTMS9918Aであることから、Aの付いた2世代目もTMS9918と呼ばれることが多く見られる。
上位互換チップとして、MSXパソコンで採用されたV9938とV9958、セガ・マークIIIの画像チップ315-5124がある。