Windows サーチ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
Windows サーチ(ウィンドウズ サーチ, Windows Search)はマイクロソフトから無償提供されているWindows向けのデスクトップ検索ツール、およびWindows Vista以降、同ツールが標準で搭載された検索機能。公式リリース前から「MSN デスクトップサーチ」として知られており「MSNサーチツールバー」の付属ツールという位置づけだった。その後、Windowsデスクトップサーチ (WDS) と名称を変えた。2005年リリースのバージョン2はWindows 2000、Windows XPおよびWindows Server 2003で利用可能だったが、2006年のバージョン3はXPとServer 2003のみで利用可能となった。
開発元 | マイクロソフト |
---|---|
最新版 |
4.0
/ 2008年 |
対応OS | Windows |
種別 | デスクトップ検索ツール |
公式サイト | Windows Search 4.0 |
テンプレートを表示 |
バージョン3.0以降、インデクサはWindowsサービスとして稼働するようになったため、1つのインデックスを(Windowsサービスのインスタンスと同様)複数のユーザーで共有可能となり、パフォーマンスが改善された。
Windows VistaではWDS 3.0と互換性を持つAPIで動作する機能を「Windows Search」という名称で実装した。同じように、Windows 2000からWindows 2003 Serverまでは、ハードディスクのファイルをインデックス化して検索に寄与する「インデックスサービス」という機能を備えていた。しかし、それには適切なUIが備わっておらず、エクスプローラの検索機能や、MMCスナップインによって間接的に利用されなければいけなかった。またインクリメンタルサーチも出来なかった。
2008年6月にはVistaでの名称にあわせ「Windows Search」としてバージョン4.0がリリースされた。対応OSはWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64。このバージョンではリモートPCで作成されたインデックスを使用して検索が出来るようになり、EFS暗号機能を使った暗号化ファイルの検索にも対応した。