Wireless Markup Language
ウィキペディア フリーな encyclopedia
Wireless Markup Language(WML)とは、携帯電話インターネット用のコンテンツ記述言語。そのルーツは、1990年代のUnwired PlanetのHDMLである。1998年にモバイルインターネットの業界標準化団体WAPフォーラムが発足し、HDMLをベースに最初のWMLが策定された。WMLは、その後、バージョンアップして、XMLにも準拠するようになった。2002年にWAP仕様は、WAP2.0にバージョンアップされたが、この中で、コンテンツ記述言語は、WML1.3、cHTML、XHTML MPが、参加団体間の妥協の産物として併記された。XHTML MPが採用されたことにより、これ以降、WMLを使用する利点は、オペレータにもコンテンツ・プロバイダーにもなくなったので、WMLの利用は急速に廃れた。