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いもがらぼくと

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いもがらぼくと」(芋がら木刀)は、宮崎県男性像をたとえて表す宮崎弁方言である。「いもがら」(里芋の茎)・「ぼくと」(木刀)で、「中身が空洞である里芋の茎で作った木刀」のような[1]、見た目は立派であるが、中身は柔らかくお人好しという意味で用いられ[2]、一般的な「九州男児」の強いイメージとは対極にある[1]。また、この語を題名とする宮崎市民謡も指す。

宮崎女性を表す「日向かぼちゃ」の語もある[3][4]

民謡としての「いもがらぼくと」

この語を題名とする新民謡である「いもがらぼくと」がある。発端は1954年(昭和29年)、宮崎市制30周年に合わせて「誰もが口ずさめる民謡」を公募した際に選ばれた元歌「のさん節」(作詞:黒木淳吉)で、レコード化に当たり宮崎弁の多さを考慮して詞が補作され、「いもがらぼくと」(初代・鈴木正夫野崎整子の歌唱)として発表された[5]

脚注

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