おしえて!ドクター・ルース

『おしえて!ドクター・ルース』（Ask Dr. Ruth）は、ライアン・ホワイト（英語版）監督による2019年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。ドイツ系アメリカ人のセックス・セラピスト（英語版）のルース・ウェストハイマー（英語版）の人生とキャリアを捉える内容であり、原題は1987年の深夜に放送された彼女の番組と同一である^[3]。

おしえて!ドクター・ルース
Ask Dr. Ruth
監督	ライアン・ホワイト（英語版）
製作	ジェシカ・ハーグレイヴ クリストファー・レゲット（英語版） ラファエル・マルモー ライアン・ホワイト
音楽	ブレイク・ニーリー（英語版）
撮影	デヴィッド・ポール・ジェイコブソン
編集	ヘレン・カーンズ
公開	2019年1月25日 (SFF) 2019年5月3日 2019年8月30日
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語
興行収入	$315,145[1] 1200万円[2]

プレミア上映は2019年1月25日に2019年サンダンス映画祭（英語版）で行われた^[4]。カルガリー・アンダーグラウンド映画祭（英語版）ではドキュメンタリー映画賞を獲得した。

内容

90歳の誕生日を迎えるドイツ系アメリカ人のセックス・セラピストのルース・ウェストハイマーの人生とキャリアが映し出される。

キャスト

• ルース・ウェストハイマー（英語版）^[5]

ドイツ系アメリカ人のセックス・セラピストであり、またホロコーストの生存者でもある^[4]。彼女はマスターベーション、同性愛者のセックス、陰核刺激の重要さといった進歩的な問題について議論し^[4]、ラジオ番組やテレビ番組にも出演する^[6]。彼女はベストセラーとなった『Sex for Dummies』を含む46冊の本を執筆している^[6]。

製作

2017年、ライアン・ホワイト（英語版）はドキュメンタリーウェブ番組『キーパーズ（英語版）』のプロモーションの最中にルース・ウェストハイマー（英語版）のドキュメンタリーを製作するアイデアを思いついた^[7]。当初ホワイトは「90歳の老人が濃厚なドイツ語アクセントで性について率直に語る」こと以外ウェストハイマーについて何も知らなかった^[7]。

評価

興行収入

北米では公開初週末に9万3128ドル、1館あたり895ドルを売り上げた^[8][9]。第2週末は49.4%減少して4万7169ドルを売り上げた^[9]。オランダでは2019年8月16日に封切られ、1万6600ドルを売り上げた^[1][10]。ニュージーランドでも2019年8月16日に封切られて1100ドルを売り上げた^[1]。

批評家の反応

レビュー収集サイトのRotten Tomatoesでは70件の批評で支持率は94%、平均点は7.48/10となっている^[5]。Metacriticでの加重平均値は18件のレビューで68/100となっている^[11]。

受賞とノミネート

年	映画祭・賞	部門	候補	結果	参照
2019	カルガリー・アンダーグラウンド映画祭（英語版）	ドキュメンタリー映画賞	ライアン・ホワイト（英語版）	受賞	[12]
	ホット・ドクス・カナディアン・インターナショナル・ドキュメンタリー・フェスティバル（英語版）	ドキュメンタリー賞		ノミネート	[13]
	マイアミ国際映画祭			ノミネート	[14]