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かな文字の一つ ウィキペディアから

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は、日本語音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第5段(さ行お段)に位置する。清音の他、濁音(ぞ、ゾ)を持つ。

概要 平仮名, 文字 ...

概要

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「そ」の筆順
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「ソ」の筆順
  • 現代標準語の音韻: 1子音と1母音」からなる音。子音は、次の通り。
    • 清音 「そ」: の先を上歯茎に近づけて、隙間から息を摩擦させて通すときに出る音(歯茎摩擦音)。無声。
    • 濁音 「ぞ」: 舌の先を上歯茎に近づけて、隙間から声を摩擦させて通すときに出る有声音(歯茎摩擦音)。または、いったん舌を上歯茎に付けて、離すときに、狭い隙間を作って摩擦した音を出す有声音(歯茎破擦音)、すなわち「」の子音の有声音である。それら二つの「ぞ」の発音は、一般に日本語の話者にはほとんど聞き分けられず、意味上の差異はない。
  • 五十音順: 第15位。
  • いろは順: 第18位。「」の次。「」の前。
  • 平仮名「そ」の字形: 「曾」の草体
  • 片仮名「ソ」の字形: 「曾」の部分(曾の略字体「曽」の上部)
  • ローマ字
  • 点字:
  • 通話表: 「そろばんのソ」
  • モールス信号: ---・
  • 手旗信号:5→3
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そ に関わる諸事項

  • 平仮名の「そ」は、のように上が離れる字体とのように続く字体がある。前者はゴシック体、後者は明朝体に多い。これは元となった「曽」の上部の省略に由来する差であり、単なる書き癖の違いとして扱われ、公式な場においても前者・後者のどちらでも書いても基本的に不問とされている。
    • 昔の学校教育では前者ので書くようにしていたが現在では後者のが主流である。しかし若年層でも前者の字体で書く者も多い。
  • 片仮名の「ソ」
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楚の変体仮名

概要 変体仮名, 文字 ...

漢字「楚」から派生したひらがなの一種である𛁛()は、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていない変体仮名に分類されるものである。

現代日本では、変体仮名は看板書道など限定的な場面でしか使われていない[1]が、𛁛は濁点付きの𛂦゙とともに蕎麦屋の暖簾などで「生𛁛𛂦゙(生蕎麦)」の表記に用いられることがある。生そばとは、生(なま)のそばという意味ではなく、の生一本のように純粋・一途という意味が込められたものである。また、「キ蕎麦」「起蕎麦」などの表記がなされていることもある[2]

画像

脚注

参考文献

関連項目

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