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ねむれよい子よ庭や牧場に

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ねむれよい子よ庭や牧場に (ねむれよいこよにわやまきばに、ドイツ語: Schlafe, mein Prinzchen, schlaf' ein)は、18世紀のドイツ語歌曲である。「モーツァルトの子守歌」として知られてきたが、実際の作曲者はモーツァルトではないと考えられている。日本では堀内敬三の「ねむれよい子よ 庭や牧場に」で始まる訳詞で広く知られている。

子守歌「ねむれよい子よ庭や牧場に」のオルゴールの出だし

概要

「眠れ、王子さん、眠ってね」(ドイツ語: Schlafe, mein Prinzchen, schlaf' ein)の意味で始まるドイツ語の歌詞は、フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッター(Friedrich Wilhelm Gotter、1746–1797)の劇『エステル』(Esther)から取られている[1]

作曲者はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだと伝えられてきたが、現在ではモーツァルトの真作ではないと考えられている[1]。次に作曲者だとされたのは医師兼アマチュア作曲家のベルンハルト・フリース英語版(Bernhard Flies)であったが[1]、近年の研究によれば実際の作曲者はフリードリッヒ・フライシュマン(Johann Friendrich Anton Fleischmann)だと考えられている[1][2]。モーツァルトの作曲番号、ケッヘル番号はK.350であったが1964年の第6版でAnh.C8.48の番号が付された[3]

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歌詞

歌詞は3番から成り、1番のドイツ語原詩、日本語大意は次の通り。

さらに見る 原詩, 日本語大意 ...
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日本

日本でもよく知られている子守歌で、土岐善麿[4]などによるいくつかの訳の中で、堀内敬三の「ねむれよい子よ 庭や牧場に」で始まる訳詞が比較的よく知られている。

脚注

参照項目

外部リンク

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