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はえ座シータ星
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はえ座θ星 (はえざシータせい、θ Muscae)は、はえ座の方向、太陽系から約9,100光年離れた位置にある多重星系で、6等星。ウォルフ・ライエ星を含む星系としては、ほ座γ2星に次いで全天で2番目に明るく見える[5]。
5.53等のA星と、5.5 秒[6]離れたところに見える7.56等のB星[7]は、地球からたまたま同じ方向に見えている見かけの二重星である。A星は三重星系で、2008年の菅原泰晴らの研究によると、WC型のウォルフ・ライエ星とO型主系列星が約19日の周期で公転する連星系の周囲を、O型の青色超巨星が100天文単位以上離れて周回しているとされる[5]。短周期連星の恒星風が衝突することで生じるX線と、短周期連星と青色超巨星の恒星風が衝突することで生じるX線がそれぞれ観測されており、後者のほうがはるかに強い[5]。
バイエル符号は、1756年にフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカーユが付したものである。固有名はない。
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脚注
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