はじめから烙印を押されて

『はじめから烙印を押されて』（Stamped from the Beginning）は、ロジャー・ロス・ウィリアムズ（英語版）監督・製作による2023年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画である。イブラム・X・ケンディ（英語版）のノンフィクション本『人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年（英語版）』を原作としている。

はじめから烙印を押されて
Stamped from the Beginning
監督	ロジャー・ロス・ウィリアムズ（英語版）
脚本	デヴィッド・ティーグ
原作	イブラム・X・ケンディ（英語版） 『人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年（英語版）』
製作	ロジャー・ロス・ウィリアムズ デヴィッド・ティーグ アリサ・ペイン
製作総指揮	ロジャー・ロス・ウィリアムズ マーラ・ブロック・アキル（英語版） スージー・フィッツジェラルド イブラム・X・ケンディ ジェフ・マーツ
編集	ジョン・スティーヴン・フィッシャー フランチェスカ・シャーパー
製作会社	ワン・ストーリー・アップ
配給	Netflix
公開	2023年9月9日 (TIFF) 2023年11月20日 (配信)
上映時間	85分
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語

2023年9月9日に第48回トロント国際映画祭でワールド・プレミアが行われ、11月10日にアメリカ合衆国で限定上映、11月20日にNetflixで配信された。

内容

イブラム・X・ケンディ（英語版）のノンフィクション本『人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年（英語版）』を原作とするこの映画は歴史を通してアメリカ文化に根付き、発展してきた人種差別的な表現とイメージを探求する。

出演者

ケンディ、アンジェラ・デイヴィス、オータム・ウォマック、ブリタニー・パックネット・カニンガム（英語版）、ブリトニー・クーパー（英語版）、キャロル・アンダーソン（英語版）、ドロシー・ロバーツ（英語版）、エリザベス・ヒントン（英語版）、オノレ・ジェファーズ、イマニ・ペリー（英語版）、ジェニファー・L・モーガン、ケリー・カーター＝ジャクソン、ライネ・ヴァニー、ルハ・ベンジャミン（英語版）、ステファニー・E・ジョーンズ＝ロジャーズが出演している^[1]。

製作

2021年6月、Netflixがイブラム・X・ケンディ（英語版）の著書『人種差別主義者たちの思考法 黒人差別の正当化とアメリカの400年（英語版）』の権利を獲得し、ロジャー・ロス・ウィリアムズ（英語版）がそれを基にしたドキュメンタリーの監督・製作者に決定したことが発表された^[2]。

公開

ワールド・プレミアは2023年9月9日に第48回トロント国際映画祭で行われ、5分間の喝采を浴びた^[3][4]。2023年11月20日のNetflixでの配信開始に先駆けて11月10日に限定公開された^[5][6]。

評価

Rotten Tomatoesでは12件の批評に基づいて支持率は100%、平均点は8.5/10となった^[7]。