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ふたつ星4047
九州旅客鉄道が運行している特別急行列車 ウィキペディアから
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ふたつ星4047(ふたつぼしよんまるよんなな)は、九州旅客鉄道(JR九州)が運行している特別急行列車である。
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概要
西九州新幹線開業および長崎本線の電化設備撤去により特急「36ぷらす3」(金の路)の肥前浜駅 - 長崎駅間の運行が廃止となることに伴い、その後継となるD&S列車として2021年10月27日に発表された[1]。その後継コンセプトは「西九州の海めぐり列車」で、「車窓」と「食」の2つの観点から沿線の海を楽しめる列車とする[1][2]。また西九州新幹線開業とともに運行開始した。
列車名の「ふたつ星」は九州の観光の「星」としての佐賀県と長崎県を、「4047」は使用車両であるキハ40形[注 2]・キハ47形を表している[2]。
運行
以下は2022年5月に発表された時点での運行予定である[2]。
金 - 月曜日および祝日を中心に年間200 - 220日程度運行される。武雄温泉駅 - 長崎駅間を1日1往復の運転で、午前便は長崎本線経由、午後便は大村線・佐世保線経由とし、合わせて西九州エリアを1周するルートとなっている[3]。諫早駅 - 長崎駅間については午前便・午後便ともに長与駅経由の支線(旧線)を走行する[3]。また江北駅発車時に進行方向が逆転する。
停車駅
使用車両
キハ40系・キハ140系を改造した3両編成が使用される。両端の2両(1号車・3号車)は「はやとの風」専用車であった2両を再改造したもので、中間の2号車は「いさぶろう・しんぺい」の予備車を再改造したものである。車両番号は1号車がキハ47-4047(旧キハ47 8092)、2号車がキシ140-4047(旧キハ140 2125)、3号車がキハ147-4047(旧キハ147 1045)となっている[4]。3両とも形式が異なるが車両番号は「4047」に統一された。
外装はパールメタリックを基調としつつゴールドのロゴとラインを配したものとする[5]。内装はカラフルに彩色して楽しさを演出しつつ、西九州新幹線の「かもめ」と共通させた唐草文様をあしらう[6]。
1号車と3号車は普通車指定席の座席車とする一方、2号車は「ラウンジ40(よんまる)」と名付けられたビュッフェ・ラウンジ車とし、フリースペースや物販のカウンターが設置される[5]。尚、2号車の乗降口は業務用扱いとなっている。
1号車と3号車の座席および内装は改造元の「はやとの風」の意匠をおおむね踏襲しているが、元々フリースペースだった部分(車両中央部ならびに車端部)にもソファーシートやカウンター席を新たに設けた。これらのシートの指定席券は別列車扱いで、窓口のみで発売される。
車内に防犯カメラを、車両側面には国鉄車で初めて車側安全確認カメラ[注 3]が新設されており、車掌は乗務せずワンマン運転を行う。
- キハ47-4047
(1号車) - キシ140-4047
(2号車) - キハ147-4047
(3号車) - キハ47-4047後位側の車側安全確認カメラ
- 2号車内「ラウンジ40」
脚注
関連項目
外部リンク
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